〈うめ通信〉フライトスーツでボーン・フリー!
Born Free!
こんにちは。
インコやオウムには“フライトスーツ”なるものがあります。
「木箱、かじったよね?」
「いえ、かじってません。」
“フライトスーツ”とは、こんなのです。レスリングか水着みたいな感じですね。後ろにマジックテープがついていてそれで開閉します。
これに慣れてくれていたら、たとえ病院に連れて行く時でもいざという時少しは安全なので、着てほしい。と主人は言っています。
本人は全力できらいだそうです。まぁデザインや色もちょっと…ダサ……
冗談はさておき、小鳥を外に連れ出す時は、常に恐ろしいです。ケージやキャリーに入れますが、出入り口だけでなく、網部分と底部分をつなぐツメにもロックをかけます。
もし、小鳥が外に出てしまったら。
本人はパニックでしょう。やみくもに飛び回り、勢いのまま飛び去ってしまうことを想像します。決して、「わー楽しい〜」と喜んで飛び回るなんてことはないと思います。
今まで家の中しか見たことがなかったのに、急に広い知らない世界に放り出され、上も下もわからない。
どこへ行けばいいかも、どこに止まればいいかもわからない。
360度見回しても、知ってるものがない。
光が眩しく、風の抵抗も強い。
飛ぶうちに飼い主は小さく遠くなり、自分が何をしているかわからなくなる。
飛び続けたことなどないので、すぐに体力も尽き、心拍数や体温も急激に上がる。
木々や屋根に止まることができなければ、目を回すような状態で地面に落ちるでしょう。
…そんな感じではないかと思うのです。
うちは集合住宅ですから、外から見たら同じ窓がズラリと並んで、一体どこがうちなのかわからないでしょう。
小鳥を実際に飼うまでは、ケージに入れたままなんてかわいそう、とか思ってました。誤解してました。
ケージは閉じ込めるものではなく、小鳥の安全を確保するためのものですね。
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話がズレましたが、フライトスーツです。これは、輸入品しか見たことがありません。小さいけど結構値段が高いです。海外製の常か、だいたい派手な色柄です。ダサ…いえ、コホンコホン。
パッケージに “ Born Free!”と書いてました。これを着て自由に生まれ変わろう、みたいな意味でしょうか。楽しそうなオウムの絵も載ってました。
それを、英語のできないアホな私は、“ Bone Free!”と読んだんですよ。ほぉ〜、羽も押さえつけないし「骨、自由!」か、と……脱臼か……
まぁ、それが言いたかっただけです。
ところで今日もうめさんはフライトスーツがきらいです。
お付き合いありがとうございます。
Bone Free!