インコへのひとりごと
こんばんは。
気持ちの整理のために、亡くした小鳥について書きます。
明るい話ではないので、気持ちが引きずられる方はどうぞスルーしてくださいね。
小鳥を亡くしてから、色んなことを考えます。
亡くしたオカメインコは、ブンチョウを飼ってから一年後にやってきました。
まだ6才と半年でした。
インコがいなくなってまた三人の生活に戻り、でももちろんその頃とは違う。まったく違う。
インコは、私よりも主人によく懐いていました。
ブンチョウの方は私に懐いていて、主人の指に止まらせてもほんの数秒で私のもとへ来ます。
私の肩や指に止まっている時は、私のことばかり見つめるので、主人にはおしりを向けたような状態です。
情の深い主人のことだから、インコがいなくなったことは身を引きちぎられるような思いだろうし、ブンチョウが背を向けていることも、淋しく感じているでしょう。
主人ほどには私に慣れてくれなかったあの子が亡くなったことは、
ブンチョウが亡くなることへの予行演習のようで、
もしかしたら私の心の準備のためだったのかな、とか勝手に考えたりします。
あの子の不在感に耐えきれず、もう一羽迎えた方がいいのではないか、
いや、そんなお手軽なことをして自分の気持ちを切り替えるなんて甘えだ、
あの子の苦しさを一片だってわかっていない、
自分が自分のしんどさを引き受けなくてどうする、
そんな手前勝手なことで、今いるブンチョウと新しい子に責任を持てるのか、
などと自問自答します。
できる限りのことをしてきたつもりだけれど、なかば流れ作業的になっていることもあって、
初心を見直す機会にはなりました。
世話のひとつずつを大事にすることと、新しい知識や情報を取り入れることは怠ってはいけないんだなぁと思っています。当たり前のことですが。
うちのオカメインコは産卵過多が大きな要因で亡くなりましたが、いつか、
あの子が生きていた証しと、同じことで悩む飼い主さんがいらっしゃるなら少しでも役立てられるよう、記事にしようと思っています。いつかなのですが。
私は、どんなことでも時間がかかるタイプで、人によっては「もう前を向いて」なんて言ってくれることもあるけれど、
私は、あの子とブンチョウと主人と、そして私自身に、私の時間を思う存分かける。それから乗り越える。
そうするつもりです。私の大切な時間だから。
今日もお読みくださってありがとうございます。